【2023】おすすめカークリーナー15選｜吸引力が高い最強の車内掃除機は？

愛車はいつも大切にしておきたいものですよね。雨上がりの日に車で出かけようとして、ボディが汚れているとテンションが下がってしまいませんか？車の中も同じで、物が散乱していたり泥や埃があったりすると嫌になってしまいます。

逆にボディも車内もきれいだと、車への愛着が増して大切に乗ろうと思えるものです。実は車がきれいだと、事故率が低くなる・下取り価格が上乗せされるといった話もあります。しかし、カークリーナーはどう選べばいい？オートバックスで買える？など、わからない方もいると思います。

そこで今回は、愛車の室内を清潔に保つカークリーナー（車内掃除機）の選び方・吸引力が最強のもの、エレットを含むおすすめ15選を紹介します。業務用はあるか・カークリーナーは砂利も吸える？などの疑問にもお答えします。ぜひ参考にしてください。

車内の埃や塵などを取り除くために、家庭用の小型でコードレスタイプの掃除機を使った掃除もできます。しかし、車内で飲食したときにこぼしたものや泥、砂利などを持ち込んでしまったときすぐには使えません。

また、カークリーナーにはシートの隙間やドアポケットなどを掃除できる、車ならではの取り回しやすいアタッチメントが付いています。愛車に車内掃除機を1台備えておくと、すばやく対応できるのでなにかと便利です。

オートバックスなどカー用品店でも買える車用掃除機ですが、調べてみると多種多様の製品に迷ってしまいます。そこで、自分にあったカークリーナーを選ぶときのポイントについて整理してみましょう。

いきなり吸込仕事率と言われて尻込みしてしまう人がいるかも知れません。吸込仕事率はJIS規格で規定されている指標で、他の電化製品でもおなじみの「W（ワット）」で表示されています。

吸込仕事率は大きいほど力強く吸い込みますが、バッテリーへの負担が大きくなります。目安としては50W程度の吸込仕事率表示のある製品であれば、マットの塵や髪の毛などもほとんど吸い取れると覚えておきましょう。

「ダストピックアップ率」は国際電気標準会議（IEC）で定められた規格です。吸込仕事率が吸い込むためのエネルギーであるのに対して、実際に吸い込んだ後に塵がどの程度吸い込まれたかを「％」で示します。

比較的新しい規格ですが、海外製品には表示されているものが多いので参考にしてください。塵が完全に無くなったのを示す、100％にできるだけ近いものを選ぶのがおすすめです。

紙パック式は吸い取った埃や土などに触れずに捨てられるのがメリットです。ただ、パック内にゴミが溜まってくると、吸引力が落ちてしまいます。それを防ぐために、紙パックはマメな交換が必要です。

吸い取った塵の処理は楽ですが、専用紙パックのコスト・交換する手間が気になる人には不向きかもしれません。

吸い取った埃や土などと空気を、遠心力で分離させるタイプがサイクロン方式です。クリーナーから出てきた空気が比較的綺麗だと言われています。また塵を貯め込むダストカップが一杯になっても、吸引力が落ちないのが最大の特徴です。

塵は本体からダストカップを取り外して中身だけを捨てますが、埃が舞ってしまう場合もあるため車外で処理するなどの注意が必要です。その分、専用紙パックなどの購入は必要ありません。

サイクロン式の排気をさらにクリーンにしたものがフィルター式です。埃や土などと分離された空気をフィルターに通すので、小さな子供がいても安心して掃除できます。またHEPAフィルターを搭載しているクリーナーは花粉対策効果も期待できます。

ただし、フィルターは効果を発揮するほど目詰まりしやすくなります。それは車内の空気をクリーンにしてくれた結果だと思って、小まめなメンテナンスをしましょう。

カークリーナーではノズル方式やアタッチメントも重要です。アタッチメントを交換すれば、狭く入り組んだ場所の掃除がしやすくなり、マットやシートに潜り込んだ埃や土なども効率よく吸い込めます。

アタッチメントにはブラシノズル・隙間ノズル・塵を吹き飛ばしたいときに使うブロー用ノズルなどがあります。またホースも付属されていると、本体が入らない狭い場所の掃除に便利です。

コード式はシガーソケットにつなぐタイプが多いです。時間をかけてじっくり掃除したいときに向いています。またバッテリー能力を気にせずに出力の大きなモーターを搭載できるので、高い吸引力が得られるのもメリットです。

デメリットとしては電源プラグを差し込む手間がかかります。また、車内は狭く入り組んでいるため、コードがあると引っ掛かる・クリーナーが届かないなどの問題が起こりがちです。

コードレスのメリットは掃除できる範囲が広いところです。ホースと最適なアタッチメントを組み合わせれば、狭くて入り組んだ車内でも、ほとんどストレスを感じずに掃除できます。

さらに充電さえしておけば、何かあったときにすぐに使えるのも嬉しいメリットです。ただ、使える時間に制限がある・コード式よりパワーが出しにくいなどのデメリットもあります。

軽いものほど扱いやすい一方で、モーター出力やバッテリー容量は物足りなくなります。重さは片手でも持ち続けられる1Kg以下が望ましく、その範囲内で強力に吸い込めるものを選びましょう。

700g程度のクリーナーにしておけば、女性でも手軽に使えます。またどこに保管するかによっても最適な大きさが変わってくるので、注意してください。

車内でクリーナーを使うと意外に音が響きます。特に赤ちゃんが寝ているときに使用しなければならないときは気をつかうものです。騒音の大きさは「dB」で表示され、60dB程度のものがおすすめです。

ちなみに60dBは家庭用エアコンの室外機や静かな事務所レベルの騒音なので、クリーナーを使っても通常の会話ができます。

コードレス式のカークリーナーを選ぶなら、連続稼働時間をチェックしましょう。コードレス式は、バッテリーの充電時間が長い割に、連続稼働時間は短いデメリットがあります。車内の清掃には10〜20分程度要する場合が多いため、できれば連続稼働時間が20分以上あるものを選ぶようにしましょう。

稼働時間が短いと、途中でバッテリーが切れてしまい、再度充電するのに数時間かかってしまいます。車内を一度にまとめて清掃したい方は、連続稼働時間の長いものがおすすめです。

車内は昼間でも結構薄暗くなっています。特にシートの下などは塵や埃が溜まりやすいのに見えにくい場所です。そんなときにLEDライト付きのクリーナーはとても重宝します。

車内でよくお菓子を食べたり子供が乗ったりする機会が多い場合は、食べかすや泥がシート下などに入りやすいので、LEDライト付きがおすすめです。

乾湿両用とは水分も吸引できるタイプです。車内で飲食していてお茶やジュースをこぼしてしまったときに、乾湿両用のクリーナーですぐに吸い取れるので便利です。

なお、サイクロン式のものが多く吸引力も強いので、泥や小石なども吸い込めてマットの掃除にも使えます。また逆流防止弁がついているので、吸い込んだ水分は外に漏れ出てきません。

ここからはカークリーナーの人気メーカーの特徴と口コミを紹介します。機能や価格など、それぞれの魅力がありますので、参考にしてください。

ダイソンが家庭用クリーナーで日本上陸したのは1998年で歴史は浅いですが、サイクロン式でクリーナー業界を席巻したメーカーとして有名です。カークリーナーもサイクロン式で、吸引力が強く持続するところが特徴です。

また微細な粒子を99.97％以上吸い取る能力もダイソンの技術力で、持ちやすい独特のデザインや塵捨が簡単にできる機能性も秀逸です。またステックタイプやハンディタイプが選べるのも人気の理由となっています。

アイリスオーヤマは家庭用プラスチック業界における国内最大手でありながら、さまざまな分野に進出し、家電製品に力を入れ始め急成長を遂げています。

カークリーナーとしては、サイクロン式と紙パック式をコードレスのスティッククリーナーなどの製品にして販売しているのが特徴です。自走式やランプでほこり感知センサー搭載機などが人気となっています。

マキタと聞くと電動工具を思い浮かべますが、モーター技術とバッテリーレス・軽量化の技術を活用したコードレスクリーナーでも多くの支持を集めています。馴染みのあるところでは新幹線やテーマパークなどの業務用として実績があります。

コードレスのカークリーナーは、吸引力が高く取り回し性もいいと評判です。価格帯もリーズナブルなので、コストパフォーマンスを重視する場合はチェックしてみてください。

ツインバードは新潟に本社を置く調理家電や照明器具の製造販売企業で、掃除機もラインナップ製品になっています。他のメーカーよりもリーズナブル感を打ち出しているところが特徴的です。

カークリーナーはサイクロンも揃えていますが、軽量かつ使いやすさと吸引力のバランスがいい製品を目指して、従来方式のタイプにも力を入れています。

株式会社タマハシは「笑顔になれるモノづくり」を目指し、さまざまな家庭用品を開発している企業です。そんなタマハシの家電シリーズが「エレット」で、便利なアイデア商品がそろっています。

エレットのカークリーナーは車のお掃除に特化したハンディクリーナーです。シガーソケットにつないで使うため、車内で何かをこぼしたときやふと思い立ったときなど、いつでも気軽にお掃除できます。

ここでは、車内を効率よく掃除するための使い方やコツについて、3つのSTEPをわかりやすい表にして説明します。

車内も住居内同様にダニが発生する環境になりやすいと言われています。ダニの餌となりうるものが車室内に残留する可能性があるためで、これらを除去するのにカークリーナーが有効です。

適度な頻度で車内を掃除すると、ダニ予防だけでなく花粉などの残留も減らせます。ただし吸い取った微粒子が車内に再拡散しないよう、フィルター性能をチェックしましょう。

カークリーナーで砂利を吸えるかは製品によります。カークリーナーには吸い込んでもいいゴミの種類が表示されているため、車で海水浴やキャンプによく行く人は、購入の際にスペックを確認しましょう。

対応していないカークリーナーで無理やり砂利を吸い込むのはやめてください。故障の原因となり、保証もきかない可能性が高いです。

カークリーナーは、オートバックスでも購入できます。シガーソケットに接続して使用でき、サイクロン式なのでパワフルな吸引力があり、車内を隅々まできれいに掃除できます。また、拭くだけできれいになるシートやシャンプーなど、お掃除グッズが充実しているので、併用するのもおすすめです。

今回はカークリーナーについて紹介しました。車内を清潔できれいに保つと、見た目だけではわからないメリットもあります。ここでの説明を参考にして、多種多様な製品の中から自分にあったカークリーナーを選び、快適なドライブ環境を整えましょう。