【最強】ホイールコーティング剤おすすめ13選｜意味ない・必要ない？メリットを解説

大切な愛車には、いつまでも美しい見た目であってほしいものです。「おしゃれは足元から」といいますが、車の足元にあたるホイールが汚れていると全体の印象もくすんで見えてしまいます。しかし、走行中の砂埃やブレーキダストの汚れを防ぐのは困難です。

そこで、アルミホイールを美しく保ち、DIYにも使える「ホイールコーティング」の使用がおすすめです。ホイールコーティングを施せば、ガラスの皮膜がホイールを傷や汚れから守り、新品のような見た目を維持できます。また自分で作業すれば、業者に依頼するよりもずっと安上がりです。

ホイールコーティングは商品によって1年以上も効果が持続するうえに、誰でも施工可能です。コスパの良さからも取り入れる価値があります。この記事では、ホイールコーティング剤の選び方・最強おすすめ商品・施工方法などをご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

ホイールコーティングを施せば、新品かのような光沢が表れます。ガラス特有の透明感のあるツヤで美しくドレスアップされ、他車と差別化できる特別感がたまりません。一度コーティングすると効果が持続するので、こまめに洗車できない方や、長距離走行される場合におすすめです。

ホイールのデザインによっては複雑な形状で、洗車するのに時間がかかります。また、ブレーキダストなどの頑固な汚れは落とすのに一苦労です。ホイールコーティングを施していれば、汚れが付いてしまっても、表面を水やスポンジで軽く流すだけで美しい状態に回復が可能。洗車の時短に繋がりメンテナンスが楽になります。

路面と近い位置にあるホイールは、走行中にはね上げた小石や砂によって傷・汚れが目立ちがちです。ホイールコーティングを施すと、ホイールの表面に分厚いガラス系膜のバリアが張られます。そのバリアが防ぎようのない傷・汚れからホイールを守るのに効果的です。また、積雪エリアで道にまかれる融雪剤（塩化カルシウム）によるサビも防ぐ効果が期待できます。

ホイールコーティングを行っておくと、耐熱性が高くなります。そのため、ホイール本体が塗装の剥離などによって劣化するのを防いでくれて安心です。逆に、コーティングしてないと劣化が激しく錆の原因にも繋がるため気をつけましょう。

車をお持ちの方でホイールコーティングは必要ないと思っている方もいるかもしれません。しかし、いくらボディがピカピカでもホイールが汚れていると車全体が汚れて見えてしまいます。ホイールを黒く汚す原因は「ブレーキダスト」と呼ばれるものです。

ブレーキをかけることによってブレーキパッドとディスクが摩擦で擦れ、削りカスが発生し、黒い汚れになります。輸入車のホイールがブレーキダストで汚れることはよく耳にしますが、国産車でも車重の重い車種であれば輸入車と同じように汚れやすくなります。

ボディだけではなく足元もピカピカにしてきれいに保ちたい方はホイールコーティングを使うべきといえます。

市販のホイールコーティングは1,500円~2,500円ほどで購入できる安い値段のもの多くあります。ご自身で施工する場合は、クロスやクリーナーなど必要な道具を合わせて5,000円前後から実施可能です。

ただし、施工するには「鉄粉除去」や「脱脂」といった下準備の作業が必要になるので、不安な方は業者への依頼をおすすめします。業者に依頼する場合は、1万～2万円ほどの予算が相場です。ホイールの大きさ(インチ)やコーティング方法によっても料金が前後するので、まずは見積依頼から始めましょう。

ブレーキの効きがいいヨーロッパ産の外車は、ブレーキダストが激しくホイールが汚れやすいのが特徴です。また走行する場所によっても、砂埃などでホイールが汚れやすくなります。頻繁に汚れが気になる人には、防汚効果が高いホイールコーティングがおすすめです。雪や泥の汚れが目立つ場合には、撥水効果の高さにも注目してみましょう。

愛車を美しくドレスアップさせたい方には、光沢効果が高い「ガラス系のコーティング剤」がおすすめです。汚れでくすんだホイールも新品同様のピカピカにできます。ツヤを出す効果を重視するなら、スプレータイプよりも液体もしくはワックスタイプの商品が最適です。なお、ホイールコーティング初心者にはワックスタイプが扱いやすく人気があります。

こまめに施工するのが面倒な人は「耐久性の高さ」に注目して選びましょう。ホイールコーティング効果が持続する期間は、一般的なコーティング剤で1～3か月程度、長いもので3年ほど効果が続く場合も。しかし、走行する場所・距離などで持続期間には差が出るので、あくまで目安として考えてください。

ガラスコーティングは3タイプの中でも最強の位置づけで、最も効果・耐久性に優れています。ブレーキダストが激しい車や、走行環境によってホイールの汚れが気になる方におすすめです。さらに、光沢感の美しさも一級品。

ほかのタイプと比較すると少々値が張りますが、持続力も高い商品が多いのでコスパの良さもメリットです。

ガラス系コーティングは効果の満足度も合格レベルにあり、ガラスコーティングよりも安い価格帯で購入可能。バランスの良さが魅力です。耐久性はガラスコーティングには劣るものの、定期的に車のメンテナンスを行う人には問題ないレベルです。初めて自分で施工する方にもおすすめします。

とにかく安さを求めたい方は、ポリマーコーティング剤の中から選びましょう。持続性は低いものの3タイプの中で最も安く購入できるので、お財布へは優しいタイプです。また、低価格ながらも光沢はガラス系に劣らず、高級感を演出できるのが魅力です。効果をキープさせるためにも、定期的に車のメンテナンスができる方におすすめです。

初めて自分でコーティングする方や作業が苦手な方には、拭き取りタイプがおすすめです。コーティング剤が染み込んだ専用のクロスでホイールを拭くだけなので手軽に施工できます。耐久性はそこそこですが、気づいたときにサッと使える手軽さと、ムラになりにくい点が初心者さんでも安心できるポイントです。

質の高い仕上がりを求める人には、液体タイプがおすすめです。高品質な成分でできたコーティング剤が多く、保護性・耐水性・光沢感などすべてにおいて高いレベルを求められます。また耐久性にも優れており、洗浄効果を兼ね備えたものもあるので、少し高額でもコスパは悪くありません。

ホイールの細部にわたるまで、徹底的に美しく仕上げたい！方にはペーストタイプがおすすめです。ペーストを塗り込み擦ってツヤを出す仕様で、施工には少々時間と手間がかかりますが、コーティングしにくい細かな部分までしっかり効果を出せます。施工には根気がいりますが、仕上がりの満足度が高いタイプです。

とにかく時短で手軽にコーティングしたい人には、スプレータイプがおすすめです。ホイールの表面に満遍なくスプレーするだけで作業が完了し、手を汚しません。さらに、スプレーの微細な粒子が細部にまで行き届きます。ただしムラになりやすいため、均一に吹きかけるよう意識して施工しましょう。

洗車もできる機能がプラスされた商品なら、ホイールのついでに車を丸ごと洗浄できるので便利です。短時間で車のメンテナンスをしたい人は、ぜひチェックしてください。ただし、洗浄機能が備わったタイプは、同時に持続力に欠けるものが多いのが特徴です。持続性も一緒に求めたい方は、必ず商品ごとの特徴を確認しましょう。

多くの種類があるカーメンテナンス剤をひとつにまとめたい方には、多用途コーティング剤がおすすめ。中でも、WAKO'Sの バリアスコートが有名どころです。ホイール以外にボディはもちろん、ヘッドライトや樹脂塗装面など、素材が異なるパーツにも使用できます。洗浄・保護・光沢すべてをひとつの商品でまとめられるので非常に便利です。

使用感や仕上がりについては、実際に使用した人に聞くのが一番です。購入の際は、車関係のレビューが集まるサイト「みんカラ」や通販サイトの口コミ・レビューなどもチェックしておきましょう。パッケージに書かれている以上の内容や注意点も事前に確認できるので、購入してからの失敗を防げます。

シュアラスターは洗車用品メーカーとして有名です。ナノテクノロジーを駆使した耐熱性・耐久性に特化したコーティング剤が特徴で、スプレータイプ・液体タイプの商品が多くそろいます。もちろん機能性も高く、施工後は軽く水洗いするだけで簡単に汚れ落としが可能です。扱いやすい商品が多いので、初心者の方にもおすすめできます。

ソナックスでは、手軽に施工できるスプレータイプをメインに販売しています。スプレーすることで超撥水効果のある突起状の膜が形成され、悪天候での走行も雨水とともに汚れをきれいサッパリ落としてくれます。防汚効果も高いので、洗浄するのも一苦労のブレーキダスト・鉄分・砂埃などのこびり付きをしっかり防止することが可能です。

テクニカルケミカルの製品では、ブルーマジック・メタルポリッシュクリームが絶大な人気を誇っています。ホイールの材質はさまざまですが、こちらの商品ならほとんどの金属素材に対応可能。ホイールだけでなくあらゆる金属を磨いて、美しい光沢を与えます。また、耐久性の高いシリコンコーティングができる点も人気の理由です。

ホイールコーティングを購入する前に、ホイールの材質を確認してください。アルミやスチール、マグネシウムやクロムなど、ホイールの材質には色んな種類があります。コーティング剤も商品ごとに対応している素材が異なり、対応外の素材に使用すると傷が付いたり逆効果になる場合も。必ず適正素材をチェックしてから購入するようにしましょう。

ホイールの汚れや傷がひどい状態だと、その上からコーティングしても正常な効果が得られません。施工前には必ず、水やカーシャンプーでホイールに付着している汚れを落とす必要があります。その後さらに、鉄粉を除去する工程も必要です。このような施工のステップが難しそうだなと心配な時は、プロに洗浄を依頼するのも選択肢の1つです。

あえてマットな質感に塗装しているホイールに、光沢タイプのコーティングを使うとこだわりの風合いが台無しです。マット塗装のホイールには必ず "光沢なし"のコーティング剤を選んでください。また、マット塗装されたホイールは表面を磨くことができません。そのため、失敗したと思ってもコーティング剤を除去することができないので、細心の注意を払いましょう。

ホイールコーティング剤や必要備品の購入はお済ですか？次はいよいよ施工本番です。満足できる仕上がりにするためにも、しっかりと施工のやり方をおさらいしておきましょう。

質のいいホイールコーティングには施工前の準備が肝心です。施工前には、以下の手順をしっかりとこなして、ホイールをいいコンディションにして施工に挑みましょう。コーティング剤の乗りが良くなり、最大の効果と持続性を担保できます。

1. ホイールを水洗い
2. カーシャンプーで水垢・油汚れを除去
3. ホイールクリーナーで鉄分を除去
4. 脱脂により上記工程で取り切れなかった油分を完全除去

DIYでコーディング剤を使用手する際は、原則それぞれの製品の説明書に従ってください。一般的なホイールコーティング剤に当てはまる施工のコツには、以下のような点が挙げられます。

• コーティング剤を塗布するときは、ムラにならないように丁寧に作業する
• 硬化に必要な放置時間は守り、先走って走行しない

自分で施工しようと思っていたけれど、ホイールの傷が酷かったり施工手順が難しいなど、満足できる仕上がりにできるか不安な場合は、プロに依頼すると安心です。キーパーコーティング・オートバックスなどで依頼できます。

セルフ施工と比べると金額は上がりますが、ホイールの表側だけでなく裏側までコーティングが行き届く "完成度の高さ" には金額分の価値が感じられます。

ホイールコーティングは、どの業者に頼んだら施工してくれるのでしょうか。ホイールコーティングは、オートバックスやキーパーでも行ってくれます。

オートバックスでは一部の店舗で施工できます。近くの店舗が施工可能かどうかは、事前に確認しておきましょう。価格は2,750円からで、作業時間は15分程度です。

キーパーコーティングとは、車本来の輝きを引き出すコーティングです。新車のような光沢を出し、洗車などのメンテランスを楽にします。また、ほかのコーティング専門店よりも安価でできるので人気を集めています。

硬いブラシで擦ってしまうと、汚れと共にコーティング剤も一緒に落としてしまいます。そうすると当然、ホイールコーティングの効果も損なわれます。ホイールを洗浄するときには、なるべく柔らかい素材のスポンジやクロスを使用するように心掛けてください。

コーティングしているからと言って、全く汚れが付着しないわけではありません。コーティングの上に付いた汚れは長時間放置すると固まってしまい、コーティング自体の効果も減退させてしまいます。汚れても早い段階で洗浄すれば、水を流すだけでも十分に汚れを落とせます。

酸性のホイールクリーナーは洗浄力の高さがメリットではありますが、同時にコーティング剤もろとも落としてしまう強力さがあります。そのため、コーティングを施しているホイールには「中性」のクリーナーがおすすめです。中性クリーナーを使用する際も、あまり強い力で擦りすぎないよう注意しましょう。

ここまでホイールコーティングについての役立つ情報について紹介してきましたが、いかがでしたか。今回の記事を参考に愛車のホイールをコーティングして、きれいな状態を維持しましょう。