【2023最新】車載レーダー探知機おすすめ15選｜コスパ最強の安いモデルも！

レーダー探知機は速度違反取締機を探知して、事前に知らせてくれる装置です。レーザー式・ループコイル式など、探知が難しい方式に対応したものも販売されています。オービスや検問場所を事前に知らせてくれるので、スピード違反を防げて便利ですよね。

違反を逃れるために取り付けるイメージがありますが、逆走を警告するなど安全運転を促す機能も備わっています。レーダー探知機はユピテル・セルスターなどのメーカーから販売されており、コスパのいいモデルもあります。

今回はレーダー探知機の選び方・おすすめモデル15選をご紹介します。レーダー探知機は意味がないと言われる理由や、コムテックのレーダー探知機販売撤退についても解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

近年の自動車はエンジン・タイヤ共に性能が向上しており、ついスピードが出過ぎてしまうケースも少なくありません。自動測定の取り締まり機に撮影されると、免許停止・免許取り消しの可能性もあります。

レーダー探知機はスピード違反が起きやすい場所で警告し、不注意によるスピード違反を防止します。

レーダー探知機は、安全運転の意識を高める効果もあります。生活道路などは制限速度がかなり抑えられる場合が多いです。レーダー探知機には、制限速度が変化する場所で警告する機能も搭載されています。そのため、制限速度の変化に対する意識も高くなり、自然と安全運転を心がけるようになります。

レーダー探知機は速度違反に対する警告だけでなく、さまざまな情報をディスプレイに表示します。平均燃費・その時の走行距離・運転時間などが表示されるので、運転に役立つ情報を入手できます。災害情報を表示・警告するレーダー探知機もあるので、万が一の際にも便利です。

レーダー式オービスは、電波で速度超過を測定しカメラで撮影するタイプです。最も古いタイプのオービスで、固定式と移動式の2種類があります。固定式がXバンド、移動式がKバンドのレーダー波を出しています。XバンドとKバンドの電波を受信できるレーダー探知機なら、固定式も移動式も検知可能です。

ただし、新Kバンド対応と記載されたレーダー探知機でないと、検知できないオービスもあるので注意しましょう。

電波で計測を行いますが、電波を出す周期が短いので探知が難しいタイプです。デジタル式で撮影を行い、瞬時に撮影データを転送します。白く四角い形をしているため、はんぺんとも呼ばれます。電波を検知するのは難しいですが、GPS搭載のレーダー探知機なら事前に警告できます。目立つため目視でも見つけやすいです。

最高時速30キロに制限されるゾーン30に設置されている小型のオービスです。レーダー式と同じ方式なので、通常のレーダ探知機で見つかります。また、ゾーン30に入ると自動で警告するレーダ探知機も多いので、あまり警戒する必要はありません。

移動式は、ワンボックスカーの後ろに設置できる小型のオービスです。固定オービスの設置が難しい場所の取り締まりなどに利用されています。固定オービスの通過後に、加速する車の取り締まりにも使用される場合も多いです。

電波で計測するタイプがほとんどなので、レーダー探知機で探知可能です。ただし、探知が難しいレザー式や光電管式の小型オービスも導入されています。

レーザー式は、レーザー光で速度を計測するオービスです。レーザ光を検知するには、光を受信するレンズとセンサーの付いたレーダー探知機が必要です。 固定されたレーザー式オービスなら、設置場所のデータからGPSで探知できます。

近年はレーザー式オービスが増えており、レーザ光に対応したレーダー探知機も増加しています。

地下に設置されたループコイルで、速度を計測するオービスです。3ヶ所のループコイルで通過速度を計測し、速度超過を判断します。レーダー探知機を妨害する地場を発生させるものもあり、レーダー式よりも精度は高めです。

基本的にループコイルは固定式なので、GPS搭載モデルなら位置情報から警告が可能です。ただし、場所を移動する場合もあるので注意が必要です。

Hシステムとループコイル式を組み合わせた方式のオービスです。ループコイル式と計測方法は同じですが、Hシステムのようにデジタルカメラで撮影を行います。ループコイル式の弱点だったフィルム切れがないので、確実に撮影データを転送します。電波の検知は難しいので、GPS搭載レーダー探知機が有効です。

光電管式は、2本の光電管を通過する時間で速度を計測するタイプです。電波が出ないため、レーダー探知機で検知するのは不可能と言われています。GPS搭載レーダー探知機なら、位置情報で固定の光電管式オービスは発見可能です。

最近は移動可能な光電管式オービスが導入されたと言われており、2022年2月の時点で対応できるレーダー探知機はありません。

ステルス型は、速度を計測する時のみ電波を出すタイプです。警察官が車両に向けて、短時間だけ電波を照射するのでレーダー探知機で見つけるのは困難です。速度違反の場合、その場で誘導されて検挙となります。

ステルス型に対応したレーダー探知機も販売されていますが、電波を出さないステルス型もあるため完全には対応できません。

これからレーダー探知機の購入を考えている人は、最新のレーザー光に対応している探知機を購入すべきです。最新のレーザー光によるスピード取締装置は、移動できるタイプも多くあるため油断できません。

これからは生活区域の一般道での違反取り締まりが広がり、レーザー光によるスピード取締装置が主流になります。そのため最新のレーザー光に対応している探知機を購入してください。

ワンボディ（一体型）は、ディスプレイとアンテナが一体化したレーダー探知機です。ダッシュボードに取り付けて、電源に接続するだけで使えます。見やすい位置に取り付けやすく、操作も簡単なモデルが多いです。

スタンダードなレーダー探知機でバリエーションも多いので、自分の好みに合ったデザインや機能ものが選べるのもメリットです。

セパレート型は、レーダー探知機が複数のパーツに分かれているタイプです。レーダー探知機を見やすい位置に取り付けると、電波が上手く受信できない場合があります。セパレート型ならモニターを見やすい位置に取り付けて、アンテナを受信感度のいい場所に設置可能です。

ただし取り付けは難しいので、上級者向けのレーダー探知機と言えます。

ミラー型は、バックミラーに取り付けるタイプのレーダー探知機です。レーダー探知機を取り付けても、バックミラーとしても使用できます。設置スペースが小さいので、すっきりと設置できるレーダー探知機が欲しい方におすすめです。

製品によってはバックミラーの視界を妨げて、後方が見えにくくなる場合もあるので注意が必要です

モニターレスは音声だけで案内を行うレーダー探知機です。映像は表示されませんが、取り付けや初期設定が簡単で使いやすいのが特徴です。発見できるオービスの種類は少ないですが、コンパクトで低価格で購入できます。 シンプルでコスパのいいレーダー探知機が欲しいならおすすめです。

モニター付きのレーダー探知機は、画面の見やすさをチェックしておきましょう。画面が大きい方が良く見えるのは間違いありませんが、表示される情報が多いとごちゃごちゃして見づらくなります。地図が映るタイプは、オービスなどの位置が把握しやすいです。

画面の大きさと表示される情報の見やすさを確認しましょう。LEDの点滅で、警告するLEDフラッシュ搭載モデルもあります。

直感的にレーダー探知機を操作したいなら、タッチ操作できるモデルを選びましょう。タッチパネル採用モデルは画面に触れて操作可能で、初期設定やその後の操作もスムーズに可能です。ただし、タッチ操作を採用しているのは上位モデルが多いので、価格は高めになります。

初期設定後に、あまりレーダー探知機を操作しないならリモコン付きで十分です。リモコン操作はタッチ操作ほどスムーズではありませんが、本体にボタンが付いたタイプより操作しやすいです。感度の良くない場合もあるので、購入前にリモコンの感度はチェックしておきましょう。

シガープラグタイプは、シガーソケットに接続して使用するレーダー探知機です。シガーソケットに繋ぐだけで、使えるので接続が簡単です。エンジンに連動して給電されるので、スイッチをON・OFFする手間もありません。供給される電力も十分なので、多機能なモデルもあります。

ただし、シガーソケットに繋ぎっぱなしになるので、他の器具を接続できません。

ソーラー給電タイプは、太陽光で発電して稼働します。車のバッテリーに接続しないので、面倒な配線作業をせずに使用できます。コンパクトで価格もリーズナブルなものが多いです。手軽にレーダー探知機を使いたい方や初心者におすすめです。ただし、供給される電力が小さいので、機能が限られてしまいます。

探知精度に優れたレーダー探知機が欲しいなら、OBDⅡタイプがおすすめです。OBDコネクターに接続して給電するので、車のコンピューターと連動して移動距離や正確な速度がわかります。GPSが使えない場所やトンネル内でも、位置情報からオービスを探知可能です。

ただし、別売りのOBDⅡアダプターがないと接続できないので、5,000円～7,000円ほど追加料金が必要です。

ループコイル式など電波を出さないオービスを検知したいなら、GPS搭載レーダー探知機を選びましょう。GPS搭載モデルは設置されたオービスの位置を記録しており、レーダーで検知できないオービスの位置を警告できます。

逆走検知なども、GPS搭載モデルの機能です。 遠くまで運転するケースが多い、多機能なレーダー探知機が欲しいなら、GPS搭載モデルがおすすめです。

価格が手ごろなレーダー探知機が欲しいなら、GPS非搭載モデルもチェックしましょう。GPSは位置情報でオービスを見つけるので、運転コースが決まっている場合は必要性は低いです。車で遠くまで行くケースが少ない、または走るコースが決まっている場合は、GPS非搭載のレーダー探知機の方がコスパ良く使用可能です。

コスパのいいGPS搭載のレーダー探知機が欲しいなら、GPSデータ更新料無料のものがおすすめです。GPS搭載のレーダー探知機は、定期的にデータを更新します。データの入ったSDカードなどを購入してデータを更新しますが、無料でデータを更新できるものも多いです。

ただし無料で更新する場合は、SDカードにデータをダウンロードするなど手間がかかります。

データを手軽に更新したいなら、無線LAN・Wi-Fi搭載モデルを選びましょう。無線LAN搭載モデルは、ワイヤレス通信で最新のGPSデータなどをダウンロードできます。SDカードを使って、データをダウンロードする必要がありません。

公開取り締まり情報も簡単に更新できるので、ループコイル式などのオービスにも対応しやすいです。

トンネル内でも、正確な位置情報を把握したいならレーダー探知機に搭載されたセンサーをチェックしましょう。Gセンサーは進んだ距離、ジャイロセンサーは車体の向きを把握できます。Gセンサーとジャイロセンサーを搭載したモデルは、GPSが使えない場所でも位置情報を把握可能です。

高低差を把握する気圧センサーを搭載したモデルなら、一般道と高速道路のどちらを走っているかわかりやすいです。

受信衛星数が多いほど、GPSは電波障害に強く正確な位置情報を把握できます。起伏の激しい山間部・高い建物の多い都心部では衛星からの電波が受信しにくくなります。受信できる衛星が多いほど、多方向から受信できるので安定して電波を受信可能です。

都心部や山間部を良く走行するなら、衛星受信数の多いレーダー探知機がおすすめです

通学路・住宅街などの生活道路を良く通るなら、ゾーン30に対応したレーダー探知機が便利です。ゾーン30は制限速度が時速30キロのエリアで、小型オービスも多いです。ゾーン30に近づくと警告するので、制限速度の切り替えに素早く対応できます。

ゾーン30以外の速度警戒ポイントを警告するレーダー探知機もあります。

レーダー探知機は、受信バンド数が5バンド以上のモデルがおすすめです。受信バンドは、受信できる電波の周波数帯です。バンド数が増えるほど多くの電波を受信でき、ハイスペックになります。以下の5バンドが特に重要です。

• Xバンド
• Kバンド
• GPS
• 350.1MHz（取締連絡用）
• カーロケーターシステム（警察用無線）

レーザー式オービスを探知したいなら、レーダー光に対応しているかチェックしましょう。

相互通信可能なレーダー探知機は、ドライブレコーダーと接続してGPSなどの情報を共有できます。ドライブレコーダーの映像をレーダー探知機のディスプレイに表示したり、ドライブレコーダーにGPSの位置情報などを記録可能です。

相互通信対応モデルを選ぶなら、同じメーカーのドライブレコーダーの方が相性良く使用できます。

レーダー探知機とドライブレコーダーを繋ぐ配線が気になるなら、一体型もチェックしましょう。一体型は省スペースで、相互通信対応モデルより配線もすっきりします。ただし、ドライブレコーダーの画質が良くない場合もあるので、購入前に画素数を確認しましょう。

ユピテルは、東京に本社を持つ無線通信機器のメーカーです。データ更新料は完全に有料ですが、精度が高く高機能なレーダー探知機を販売しています。実用的な独自機能を搭載したモデル、萌えキャラがアナウンスを行うモデルなど個性的なレーダー探知機が多いです。高機能なレーダー探知機が欲しいならおすすめです。

セルスターは、自社工場で国内生産を行う自動車用品のメーカーです。PCなどでダウンロードする場合、GPSのデータ更新が無料で行えます。余分な機能を搭載しないシンプルなレーダー探知機が多く、価格も比較的安くなっています。 コスパのいいレーダー探知機が欲しいならおすすめです。

レーダー探知機の取り付け場所は、ダッシュボードの上・サンバイザー・フロントウィンドウ上部などです。ダッシュボードの上は画面が見やすく、配線も簡単にできます。操作もしやすいので、ダッシュボードの上が最も一般的です。

フロントガラスに取り付けると、車検に通らないので注意しましょう。運転の邪魔になる場所やエアバッグに当たる場所も避けてください。

レーダー探知機は、車体から電源を取り出さないと利用できないタイプもあります。ヒューズから電源を取り出す場合などは、工具を使うので初心者には難しいです。シガープラグタイプもシガーソケットが塞がっている場合は、ソケットの増設が必要です。

自分で電源の取り出しが難しい場合は、業者に頼んで取り付けてもらいましょう。

レーダー探知機は、意味がない・効果がないと言われる場合があります。これは、最新の技術を採用したオービス・取り締まり機を検知できない場合が多いからです。ただし、最新式のオービスを検知できないだけで、現在利用されている99%のものは検知可能です。

コムテックはレーダー探知機の主要メーカーの1つでしたが、2021年9月にレーダー探知機の販売を終了しています。一部のモデルが電波法違反で2021年8月に販売中止になり、9月にレーダー探知機の販売終了を発表しました。

CS放送の受信を妨害している機器が見つかったからです。CSの電波と重なる周波数で副次的な電波を発射しており、その強度が電波法を基準を大幅に超過。そこで、国は合計11機種に製造・販売中止を求めました。

該当の対象製品は、本体をコムテックに送付することで、無償で対策修理をしてくれます。発送後、10〜14営業日で対策修理をして返却されます。電波法違法になるので、コムテックのレーダー探知機を使用している方は、該当商品を確認しましょう。

レーダー探知機はオービスに近づくと警告音を発しますが、誤報も少なくありません。無線機器の電波にも反応し、自動ドアに反応して警告音を出す場合もあります。誤報が多いと警告音がかなりうるさいですが、誤報の多い地域では警告音を出さない設定にできるモデルが多いです。

学習して警告音を抑えるモデルもあります。音が気になる場合は、警告音を抑える機能を確認しましょう。

最近はレーダー探知機のように、オービスの位置を知らせてくれるスマホのアプリもあります。レーダー探知機が欲しいけど、高いのでなかなか手を出せない方におすすめです。レーダーを探知するわけではありませんが、GPSで取締情報を表示して警告してくれます。

その中でも「Yahoo！カーナビ」のスピード注意情報プラスという機能が評価されています。月額250円と有料のアプリですが、データベースの精度が高く非常に人気です。固定式オービスだけでなく、ネズミ捕り・検問の場所なども教えてくれます。

レーダー探知機といっても車用とバイク用では少し違いがあります。たとえばバイクで使うためには、GPS機能や防水機能などが必須になってきます。速度違反を防ぎ、安全な運転を心がけたい方は、以下記事を参考にしてください。おすすめのバイク用レーダー探知機や選ぶときの注意点を紹介しています。

レーダー探知機の選び方やおすすめモデルについてご紹介しました。レーダー探知機は取り締まり機を警告して、安全運転を促す効果があります。他にも便利な機能があり、運転するのに役立ちます。今回の記事を参考にして、お気に入りのレーダー探知機を見つけてください。