【2024年】バックカメラ人気おすすめ15選！モニターセットなど紹介【日本製も】

バックカメラは、車がバック走行する際に後方を確認できるカメラです。後方確認に神経を使うバック走行に、ストレスを感じる方は少なくありません。そんなとき、バックカメラがあれば後方の様子をモニターで確認できるので、バック走行がとても楽になります。

また、バックカメラは2022年に取り付けの義務化が予定されています。バックカメラの後付け需要が高まり、価格が高騰する可能性もあります。さらに、バックカメラはワイヤレス・モニターセット・日本製など種類が豊富で選ぶのが大変です。

そこで今回は、バックカメラの選び方やおすすめモデル15選をご紹介します。広い範囲が見えるトラック用のバックカメラもセレクトしています。また、値段に差が出る数々の機能性・純正品と社外品の違い・バックカメラの取り付け方についても解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

2021年4月1日、国土交通省はバックカメラの取り付けを義務化する方針を発表しました。新型車は2022年5月から、継続生産車は2024年5月からバックカメラの取り付けが義務化される予定です。 バックカメラは新型車の標準装備となり、バックカメラを後付けする需要もどんどん高まります。

令和元年のトラックの事故件数の内、バック事故の割合は5.3%です。事故数は多くないようにも思えます。しかし、バック走行をする時間が非常に少ないと考えると、事故が起きる割合はかなり高いのです。バック事故を減らすには、後方確認を徹底するのが最も有効です。

バックカメラがあれば楽に後方を確認できるので、確実に安全性は高くなります。ただし、カメラの死角となる場所もあるので過信しすぎないようにしましょう。

バックカメラがあれば後方を確認できるので、安心してバック走行ができます。バック走行時にガイドラインが表示されるものが多いので、車の幅や壁との距離などが掴みやすいです。 純正品のバックカメラなら車の動きを予測してガイドラインを表示するので、バック走行の挙動も把握しやすくなります。

バックカメラの映像を確認するにはモニターが必要ですが、バックカメラとモニターは別売りの場合が多いです。バックカメラだけ購入しても、モニターがなければ使用できません。

カーナビが付いている場合は、カーナビのモニターが利用できます。カーナビもモニターもない場合は、バックカメラとモニターを両方購入する必要があります。バックカメラを後付けする場合は、モニターのチェックも忘れずに行いましょう。

バックカメラは、保安基準を守らないと取り付けできません。外装表面に「曲率半径が2.5mm未満である突起」があると保安基準に違反しています。バックカメラが剥き出しにならないように、リヤスポイラーなどの下部に取り付ける必要があります。購入前に取り付け位置を確認しておきましょう。

映像の乱れないバックカメラが欲しいなら、有線で接続するタイプがおすすめです。電波障害などのトラブルがないので、バックカメラの映像が乱れにくいです。純正品などバックカメラのほとんどが有線タイプで、バリエーションも豊富にあります。

RCA出力端子に対応したバックカメラなら、幅広い車種に取り付けできます。ただし、取り付け難易度は高めです。

配線作業をせずに取り付けたいなら、ワイヤレスタイプのバックカメラがおすすめです。カメラとモニターをWi-Fiで接続するので、ケーブルが不要です。難しい配線作業が必要なく、ケーブルが邪魔になる心配もありません。

ただし、有線に比べると映像が乱れやすいです。車内のモニターだけでなく、スマホで映像を確認できるバックカメラもあります。

標準レンズのバックカメラは、車の後方を目で見たように映すタイプで距離感が掴みやすいタイプです。カメラに映る範囲は広くないですが、映像が歪んで見えません。真後ろだけでなく、左右の距離感もわかりやすいので初心者でも運転しやすいです。

ただし、広範囲が映らないので、見えない範囲は目視で確認して運転する必要があります。

広角タイプのバックカメラは、標準レンズよりも広範囲が写る広角レンズを採用しています。広角レンズ以外に、魚眼レンズ採用したタイプもあります。見える範囲が広く、死角が少ないのがメリットです。

ただし、左右が歪んで実際よりも奥行きがあるように感じるので注意しましょう。見え方が目視と違うのがデメリットですが、慣れると標準タイプよりも安全性は高いです。

バックカメラは、30万画素以上のものがおすすめです。バックカメラの映像は、ドライブレコーダーなどに比べるとかなり低画質になります。とはいえ、証拠映像に使うわけではないので、30万画素あれば夜間でも後方を確認するには十分な画質です。

最近は100万画素以上のバックカメラもあるので、より鮮明な映像が見たいなら高画質なものを選びましょう。

長距離トラックなど夜走行する機会が多いなら、赤外線センサー・LEDライトなどの暗視機能が付いたバックカメラを選びましょう。暗視機能が付いていれば、暗い場所や夜間の駐車場でも明るい映像で、後方を確認できます。

ただし、赤外線センサーは光があると見づらくなるので、明かりがある場合はLEDライトの方が使いやすいです。明暗さを補正するHDR対応なら、暗い場所だけでなく明るい場所でも映像を見やすい色に補正します。

モニターのない車に、バックカメラを後付けする場合はバックカメラとモニターがセットになったものがおすすめです。メーカーの異なるモニターとバックカメラを接続すると、相性が悪くて映像が映らない可能性もあります。

セット商品なら、バックカメラとモニターの相性は問題ないので安心して使用できます。

長期間利用できるバックカメラが欲しいなら、防水・防塵性能をチェックしましょう。バックカメラは基本的に車外に設置されるので、雨に濡れても簡単には壊れません。しかし、防水・防塵性能が記載されていないバックカメラも多いです。

防水・防塵性能がどの程度か記載されたバックカメラなら、安心して使用できます。IP規格でIP67以上なら、激しい雨が降っても安心です。

バック走行する際に、ガイドラインが表示されるバックカメラもあります。ガイドラインが表示されると、車の幅や位置、障害物との距離が分かりやすいので安心してバックできます。ガイドラインは、車から50cmまでを緑、2mまでを赤、車の幅を黄色の線で表示するのが一般的です。

初心者やバックに苦手意識のある方は、ガイドラインが表示されるバックカメラがおすすめです。

バックカメラを後付けする際、バックカメラ用モニターは別途準備しなければなりません。カーナビがすでについている場合は、社外品のバックカメラを連動させて手持ちのカーナビをバックモニターとして利用します。バックカメラは多種多様で車種を指定している場合、自分の車やカーナビに対応しているか確認してください。

パイオニア・カロッツェリアは自車カーナビ用のバックカメラを販売していますが、付属ケーブルを使用して他社のカーナビやモニターに取り付けできます。 視野角は少し狭いですが、その分歪みが少なく見やすいのが特徴です。

さまざまな車種に対応したガイドラインを表示するアダプターも用意されています。

パナソニックのバックカメラは、色再現性に優れたCMOSセンサー・F値2.0の高感度レンズを搭載し、HDRにも対応しています。高画質で明暗さにも強いバックカメラとなっています。 RCA映像入力端子なので、幅広いモニターやカーナビに接続して使えます。

イクリプスは、カーナビなどを販売するデンソーテンのブランドです。イクリプスのバックカメラは、超小型で自由な位置に取り付けやすいのが特徴です。専用のカメラ機能拡張BOXを取り付けると、ガイドラインの表示・障害物検知・始点切り替えが可能になります。

アルパインは、大型車用のバックカメラを販売しています。車種専用モデルが販売されているので、車のデザインに適した場所に取り付けられます。マルチビュー向けのバックカメラが多いです。

ただし、他のカメラと連動するタイプのバックカメラは、単体での使用には向いていません。大型車でマルチビューの複数カメラを取り付けたい場合はおすすめです。

ケンウッドのリアカメラは、IP67で防水性能が高いです。HDR対応、高感度CMOSセンサーを搭載したモデルが多いので暗視能力も高くなっています。130万画素のモデルもあり、バックカメラとしてはかなり高画質です。

純正品のバックカメラは、デザイン・連動性が車と相性がいいのが特徴です。その車種に取り付けるためのバックカメラなので、車の色やデザインにマッチして自然に取り付けられます。

また、バック走行時のガイドラインが車の動きと連動して表示されるため、より安全に走行できます。電気系統が故障した場合の保証もしっかりしており、買取価格がプラス査定になるといったメリットもあります。

社外品のバックカメラは、純正品と比べて安価で多機能なのが特徴です。連動性は劣りますが、純正品より導入コストが抑えられます。純正品にはない機能が付いたモデルも販売されており、カスタマイズもできるので自分の好みに合ったバックカメラを見つけやすいです。

バックカメラの取り付け手順は、カメラを取り付けた後に配線をモニターに接続し、電源を確保します。バックカメラはナンバープレートに取り付ける場合が多く、ネジ部分の穴が利用できる場合もあります。 バックカメラを固定後に配線作業を行い、配線をモニターの裏に繋げて電源にも接続します。

バックカメラの接続手順は単純に見えますが、実際はかなり難しいです。配線作業がかなり面倒で、作業中に部品を壊してしまう場合もあります。 穴を開けないとバックカメラを固定できない車種もあるので、バックカメラを固定するだけでも意外と面倒です。

配線作業が必要な優先タイプを取り付けるのは、作業に慣れていないとかなり難しいです。

バックカメラを自分で取り付けるのが難しい場合は、オートバックスなどの業者でも取り付け可能です。バックカメラを取り付ける工賃は、1万円～2万5千円程度です。同じ業者から購入したバックカメラを取り付ける場合工賃は安くなりますが、持ち込みで取り付けると工賃は高くなります。

フロントカメラは、前方に取り付ける車載カメラです。前方は後方と違って肉眼で見えますが、車体の下部や左右など意外と見えない範囲は広いです。フロントカメラを取り付ければ、前方の見えにくい範囲をモニターで確認できます。 バックカメラと連動できるフロントカメラもあります。

ドライブレコーダーは、運転中や停車中の映像を記録するアイテムです。事故・煽り運転・車上荒らしの証拠映像などを撮影でき、煽り運転などを防ぐ効果も期待できます。バックカメラと併用すれば、より安全にドライブが楽しめます。

ドライブレコーダーのカメラの映像は、バックカメラの映像と同じモニターで共有できます。

バックカメラの選び方やおすすめモデルについてご紹介しました。バックカメラは後方の映像を表示して、事故が起きやすいバック走行の安全性を高めます。さらに後方の映像を確認できれば、バックが苦手な方でも余裕をもって運転できます。今回の記事を参考にして、お気に入りのバックカメラを見つけてください。