シートベルトストッパーおすすめ7選｜キャラクターやマグネットタイプも

シートベルトは万が一事故に遭った際、身体が衝撃を受けてハンドルやガラスに衝突したり、車外に投げ出されたりするのを防ぐ命綱のような役割があります。法律でも全席シートベルト着用が義務付けられているわけですが、やはり締め付け感があって不快に思う方も多いのではないでしょうか。

そのようなときにおすすめなのがシートベルトストッパーです。シートベルトストッパーを装着しておくと、ベルトの巻き上げを止めることができるので圧迫感の軽減に繋がります。装着が簡単な上に、子供から大人まで誰でも使うことができ、今人気のカーアクセサリーです。

この記事では、そんなシートベルトストッパーの使い方や選び方、おすすめ商品をご紹介します。シンプルなものからかわいいものまで、豊富なデザインも魅力なのでぜひ参考にしてみてください。

結論から言ってしまうと、現時点ではシートベルトストッパーを使用することに違法性はありません。これはストッパーの使用対象者が妊婦の方や体の大きい方など、道路交通法でシートベルト着用義務が免除された人に限定されているためです。ただし注意点もあるので詳しく見ていきましょう。

先ほど違法性はないと書きましたが、シートベルトの着用義務がある人が締め付けを和らげたいという理由だけで使用した場合には、シートベルト着用義務違反とみなされる可能性があります。また、事故に遭った際に怪我や死亡のリスクが高まること、保険適用外となる可能性があることなども覚えておきましょう。

シートベルトストッパーはシートベルトの収納口の近くに装着し、それ以上ベルトが巻き戻らないように固定します。ベルトの長さは苦しさを感じない程度に自分の感覚で決めますが、あまり緩めすぎると事故の際に危険が伴うので注意しましょう。目安としては体とシートベルトの間が3cm以上にならないように取り付けるのがポイントです。

シートベルトストッパーは妊婦さんや肥満体型の人、体調の悪い人や術後でシートベルトの着用により傷口に負担がかかる場合など、やむを得ずシートベルト着用が難しい人を対象としています。このような方はベルトの着用義務が免除されますが、ストッパーを使用してシートベルトを着用することで、事故に遭った際のリスクを低減させることができます。

また、シートベルトストッパーにはベルトによる締め付けを緩和し、圧迫感を減らす効果があるので、普通にベルトを着用することが難しい方でも負担なく着用できるようになります。

種類豊富なシートベルトですが、装着方法や素材、デザインを重視して選ぶことで自分に合ったものを見つけることができます。ここでは、選び方について詳しく見ていきましょう。

シートベルトストッパーには、クリップ式とマグネット式、主に2つの装着方法があります。ここでは、それぞれのメリットや特徴をご紹介します。

クリップタイプのシートベルトストッパーは、ベルトの吸込口付近にクリップを挟んで装着するため、ずれにくくしっかり固定できるのが特徴です。頻繁に取り外しをするのは少し面倒に感じるかもしれないので、いつも自分が運転する車や座る座席がある程度決まっているファミリーカーなどにおすすめです。

マグネットタイプは、ベルトの表にくる面と裏にくる面にマグネットが入っており、ベルトを挟むとマグネットがくっついてベルトを固定します。ベルトを挟むという点ではクリップ式と同じですが、クリップ式のようにカチッと止まらないので着脱しやすいのが特徴です。長さ調整も簡単なので、複数の人が座る座席にあらかじめ装着しておくと便利です。

夏場の車内は想像以上に高温になります。そのため、ストッパーを車内に装着したままにしておく場合には、紫外線に強いポリカーボネートや熱に強いシリコンなどの素材を選ぶと長く愛用できます。耐侯処理をしていないプラスチックは色あせたり折れたりすることもありますが、一時的な使用であればプラスチック製を選んで安く済ませても良いでしょう。

シートベルトの幅は日本工業規格で46mm以上とされていますが、メーカーや車種によっても多少違いがあります。一般的に普通車は52～53mmが標準となっています。ベルト幅が合わないストッパーを取り付けてしまうと、破損したりずれたりすることもあるので、事前にベルト幅を確認しておき対応するサイズのものを購入しましょう。

シートベルトストッパーは色やデザインのバリエーションが豊富で、自分好みのものを選ぶ楽しみもあります。内装ややベルトの色に合ったデザインや、できるだけ邪魔にならない薄型タイプもおすすめですが、最近はディズニーやスヌーピーなどのキャラクターデザインも人気です。

車に乗るのが苦手な方や、ドライブで退屈しがちな子供が使用する場合には、好きなキャラクターのものやおしゃれでかわいいデザインを選ぶと気分も上がって楽しい車内空間になります。

最近では100均やオートバックスなど、手軽に買えるシートベルトストッパーも人気が高まっています。100均では、車から降りるときにシートベルトを掛けておけるベルトフック付きのものが便利で、安くてもしっかり固定できるので一時的な使用におすすめです。

また、オートバックスのベルトストッパーはシックでスリムなデザインが特徴です。カー用品を見に行ったときに目に留まり、デザインや利便性に魅了されてついで買いする方も多いようなので、一度試してみてはいかがでしょうか。

シートベルトストッパーを探しているけれどなかなか気に入ったものが見つからないという方は、他のもので代用したりシンプルなストッパーを自分好みにデコレーションしたりしてもいいかもしれません。

代用品としておすすめなのはヘアクリップやマネークリップなどです。ただしあくまで代用品なので、ずれやすい、うまく挟めないなど多少使い勝手に問題が生じることもあります。

使い勝手もデザインも妥協したくない方は、ベルトストッパーとして販売されているものにかわいくデコレーションしましょう。ラインストーンや専用パーツをつけるだけでもおしゃれに生まれ変わります。

シートベルトストッパーは、ベルトの長さを固定するという点ではどれも同じですが、シンプルなものから高級感のあるもの、かわいいキャラクターものまでさまざまなデザインが販売されています。デザイン選びを楽しみつつ、シートベルトを適切な長さに固定して快適な車内空間を作りましょう。