【最新】ブレーキパッドおすすめ12選｜おすすめメーカーや評判も！

自動車は多くの人にとって便利で速い交通手段の1つです。買い物の荷物を載せたり旅行に行ったり、近くのコンビニに行くのにも自動車を利用する人も多いです。また、電車の駅から遠い場所や地方では特に自動車は重要な交通手段です。

車の基本動作は走る・曲がる・止まるの3つです。そのうち、止まるを担当するのがブレーキです。ブレーキは運転手がブレーキペダルを踏むと、ブレーキパッドをタイヤに押さえつけることによって摩擦で止まります。

ブレーキパッドはエンドレスやアクレなどいろいろなメーカーから、さまざまな材質でリリースされています。そこで今回は交換のタイミングや素材など、ブレーキパッドの選び方についてわかりやすく解説します。さらに、おすすめのブレーキパッド12選も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

車にとって走る・曲がる・止まるの3つの動作は欠かせません。その「止まる」に必要な部品がブレーキパッドです。ブレーキを踏み込むことで、ブレーキパッドがタイヤに押し付けられる形で動作して摩擦でブレーキをかけます。ブレーキパッドは車の安全な走行のため、とても重要な部品です。安全に運転するには高い品質の製品を選ぶことが大切です。

ブレーキパッドの厚みは計測ゲージを使用して確認します。新品のブレーキパッドの厚さは約10mmで、5mm以下になると交換時期が近づいています。3mmになると交換時期なので覚えておきましょう。

ブレーキパッドの厚みを目視で確認するならタイヤやホイール、ブレーキキャリバーまで外さないといけません。そのため、整備士に依頼して確認するのが一般的です。

ブレーキパッドには交換時期が近づくと音で知らせてくれる、パッドセンサーという機能があります。2mm程度にまですり減るとブレーキ時に異音が聞こえます。多くのブレーキパッドは「キーキー」「ゴゴゴ」という異音を発して知らせてくれます。

輸入車や高級車はブレーキパッドがすり減るとブレーキ警告灯が点灯することもあります。ブレーキ周辺で異音や警告灯などが発生したら交換時期です。

自動車の走行距離からも、ある程度ブレーキパッドの摩耗を把握できます。一般的にブレーキパッドは1万km走ると1mmすり減るとされています。車の重量が重くなるほどブレーキパッドのすり減り方も大きくなります。

4万kmから5万kmを走行したあたりが、余裕を見た交換時期の目安です。ただし、走行距離はあくまで目安程度。ブレーキパッドの異音とあわせて判断しましょう。

ブレーキペダルを踏んだときの力を増幅して伝えるためのオイルがブレーキフルードです。ブレーキフルードの残量でブレーキパッドの摩耗具合を確認できます。車のボンネット内に黄色の液体が入ったポットがあります。これがブレーキフルードのリザーバータンクです。

メモリがついておりMINに迫っているようなら、ブレーキパッドの交換が必要です。ただし、この方法はブレーキパッドとブレーキフルードを同時に交換した車でないと使えません。

ディクセルは2003年に創業した比較的若い自動車のパーツメーカーです。ブレーキパッドやブレーキシュー、ディスクローターなどを製造・販売しています。若い企業ながらも知名度と信頼性は高く、多くのファンからの支持を得ています。

レーシングカー用品なども含めた幅広い製品を扱っており、スポーツカーや3ナンバーサイズの輸入車などパワーを必要とする自動車に好んで使用されています。

日清紡は東京に本社を置く企業で、エレクトロニクスやブレーキ、精密機器などさまざまな分野を手がけています。豊富な知識と経験を活かした日清紡のブレーキパッドは高品質で、比較的リーズナブルな価格設定です。企業理念は「企業公器」「至誠一貫」「未来共創」で、誠実で信頼性が高いとファンから支持されています。

エンドレスは長野県に本社を置く自動車チューニングパーツメーカーです。チューニングカー用ブレーキ部品では国内最大手として知られています。勝つためのサーキットから、走りを楽しむストリートまで性能を追求した製品を開発しています。ブレーキパッド以外にもブレーキキャリバーやブレーキローター、サスペンションなどさまざまな部品を製造・販売しています。

曙ブレーキはブレーキ分野では自動車だけでなく、バイクや鉄道など幅広い分野で知られています。ブレーキパッドではアメリカと日本の市場の4割を占めるメーカーで、非常に知名度と信頼性の高い企業です。

企業理念に「ブレーキで人の命を守り、育み、支え続けること」を掲げています。曙ブレーキの製品は純正品同様の品質と、高いコストパフォーマンスを誇ります。

アクレブレーキはアマチュアレーシングスポーツを支援するために生まれた、ブレーキパーツを製造する企業です。創業者の志村静雄は車を操る最大の武器はブレーキパッドだと感じ、低価格で高性能なブレーキパッドを製造したいとアクレブレーキを立ち上げました。

アクレブレーキが提供している商品は旧車からレーシングカーまで、幅広い自動車に対応しています。レースでのフィードバックをもとに高い品質を維持し続けています。

タクティーはトヨタ自動車グループのメーカーで、良質な部品を産み出しています。特に人気のある製品はドライブジョイです。純正部品にも劣らない品質で、ディーラーや民間車検場のプロにも使われているので、車検も通りやすいと言われています。

一般道路や高速道路などを走る自動車には、快適性が高いノンアスベスト素材のスタンダードなブレーキパッドがおすすめです。ノンスチールのブレーキパッドは低ノイズでブレーキ鳴りを抑制します。

耐摩耗性も高いため、ブレーキパッドが長持ちしやすいのも特徴です。くわえて、ブレーキダストやローターに与える負担が少なく、耐フェード性に優れているメリットがあります。

普段は一般道路や高速道路などのストリート走行が中心で、サーキット走行もときどきこなすならセミメタリック素材がおすすめです。スチール繊維を基材としており、ストリート走行での快適性とサーキット走行での制動性能を両立したタイプのブレーキパッドです。

スタンダードなアスベスト素材に比べるとブレーキダストが多く、ブレーキ鳴りもします。しかし、制動力もその分アップします。

サーキット走行メインなら、制動力の高いメタリック素材のブレーキパッドがおすすめです。ノンアスベストや金属が配合されていないブレーキパッドに比べて、高温域に対応できるため高速で走行しているときにも制動力を発揮します。

その反面、低速時には効きが悪かったり、ブレーキダストが出たりと快適性は劣ります。自動車の走行用途に合わせたブレーキパッドを選びましょう。

ブレーキダストによる足回りの汚れが気になる人は、低ダストタイプのブレーキパッドを選ぶのがおすすめです。低ダストタイプのブレーキパッドはノンアスベスト・ノンスチールタイプの製品です。

材料は主にグラスファイバーやアラミド、銅、セラミックなどで構成されており、ローターへの攻撃性やブレーキ鳴りが少ないことが特徴です。特に輸入車はブレーキパッドが柔らかく、ブレーキダストが出やすいとされています。足回りの汚れが気になるなら低ダストタイプに交換しましょう。

ブレーキパッドは前後の2セットが必要です。購入前に販売されている製品がどの部分のものなのか、しっかり確認しましょう。また、車種によっても取り付けられるブレーキパッドが異なります。適合車種に入っているかどうかもあわせてチェックしてください。

ブレーキパッドの適合車種は製品にも、リリースしているメーカーのサイトにも掲載されています。ブレーキパッドを交換する自動車の車種が適合車種に入っているかどうか、購入前に確認しましょう。

ブレーキパッドは自動車が止まるときに必要なブレーキの最重要部品の1つです。そのため、信頼性の高いブレーキパッドを使いましょう。中には、格安のブレーキパッドでも性能はそこまで変わらないという口コミもあります。

しかし、安いブレーキパッドは寿命が短かったり、性能が信頼できなかったりします。トラブルがあれば命に関わる部品なので、信頼性の高いものを使用するのがおすすめです。

ブレーキパッドの交換費用はブレーキパッドの価格+工賃です。ブレーキパッドはフロント用とリア用があり、左右両輪で1セット。フロントのブレーキパッドの方がすり減るのが早いため、交換頻度も多くなります。

ブレーキパッドの価格は軽自動車で1セット7,000円ほど、普通車であれば8,000円ほどです。工賃はまちまちですが、安いところなら2カ所で6,000円前後です。

ブレーキパッドを交換する作業時間は、慣れている業者なら30分～40分ほどです。同時にブレーキフルードも交換するならもう少しかかります。作業時間は約1時間前後を目安にしておきましょう。待ち時間も短くするためにも、事前に予約しておくことをおすすめします。

ブレーキパッドは自分で交換することもできますが、ブレーキは自動車の命綱です。もし、不手際でトラブルを起こせば事故などにつながりかねません。くわえて、交換にはクロスレンチやスパナ、ジャッキなどさまざまな工具が必要です。

自分で交換するなら手順をしっかり守って慎重に行いましょう。交換したことのある経験者に付き添ってもらったり、教えてもらったりして安全に交換してください。

ブレーキパッドの交換のタイミングは、音やブレーキパッドの摩耗、走行距離を目安にして確認できます。ブレーキパッドは自動車の安全に欠かせないものです。適切なタイミングで交換して、安全に走行してください。