【100均も】AUXケーブルおすすめ12選｜iPhone対応は？ダイソーにある？

ドライブや通勤中の音楽を聴く方法はBluetooth接続が増えていますが、音質にこだわるならAUXケーブルの使用がおすすめです。ペアリングする必要なく、AUXケーブルプラグをスマホのイヤホンジャックに差し込み、接続するだけで高音質の音楽が楽しめます。

また、Apple社のiPhoneスマホやiPodの場合には、ライトニング(Lightning)ケーブルをコネクター経由で同じように接続すれば音楽が楽しめます。ただAUXケーブルの種類やメーカーは数多くあり、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。

そこで今回は、AUX端子のオーディオケーブルの選び方や再生方法を解説します。さらに、おすすめの商品12選と、ダイソー・セリアなどの100均で購入できる商品を紹介します、手軽に音楽を再生したい方はぜひ参考にしてください。

AUXケーブルとは、端子部の直径が3.5mmのステレオミニプラグ同士を接続するアナログのオーディオケーブルです。ここで「AUX」とは「予備の・補助的な」を意味するAuxiliaryが語源で、外部機器の接続が可能な予備端子の意味があります。

スマホや音楽機器から、カーステレオやスピーカーに繋げるためのアイテムです。また、構造は以下のようになっており、最も使用されているステレオミニプラグは3極プラグになっています。

• 2極プラグ（先端が1本）
• 3極プラグ（先端が2本）
• 4極プラグ（先端が3本）
• 5極プラグ（先端が4本）

• AUXケーブルを使用して、スマートフォンやポータブルプレーヤーなどの端末とカーオーディオなどを繋ぐことにより、日頃ヘッドホンなどで聴いている好みの音楽をドライブ中に車内のスピーカーから高臨場感で聴くことができます。
• AUXケーブルは直接カーオーディオに接続するので、Bluetoothなどよりも減衰せず高音質のミュージックが聴けます。また音質は周囲の電磁波などの影響を受けて落ちる場合がありますので、さらに高音質を求める場合は、OFC(無酸素銅)ケーブル(後述)やさらに上位のHi-OFC(ハイクラスOFC)ケーブルを選ぶのもおすすめです。

ケーブル自体がくるくると巻かれているのがカールタイプです。カールタイプのケーブルは、引っ張ったり曲げたりしても壊れにくく、耐久性に優れているのが特徴です。伸び縮みするケーブルで、ケーブルにかかる負荷を分散してくれます。

ただ、カールタイプのケーブルは他のケーブルと比べてやや重いのがデメリットです。また、カールする形状によって、収納する時にかさばる点にも注意しましょう。

ナイロンメッシュタイプは、ケーブルの外装がナイロン繊維で編み込まれてメッシュ状になっているケーブルです。曲げや引張に強く、また引っ掛けなど外からの刺激にも強い耐久性の高い作りになっています。外に持ち出したり、車内で使う場合は特におすすめです。

フラットタイプのケーブルは薄く平べったい点が特徴です。柔らかく軽量なので、収納時にも場所をとらず隙間にもフィットします。

しかし、他のケーブルと比べるとやや強度が弱いです。フラットタイプのケーブルを使用する場合は無理に引っ張らず、ケーブルの長さに余裕のある範囲で操作しましょう。

車内で配線が散乱したり、ケーブルをあまり目立たせたくない場合は、ケーブルが短めか巻き取りができるタイプを選びましょう。スマホの操作を運転席や助手席のみで行うのならば、短めのケーブルがおすすめです。

短めのケーブルは長いケーブルより音が減衰しないので音質がいい傾向にあります。また、後部座席で操作する場合は、巻き取りタイプのケーブルを選ぶと、使わないときにコンパクトに収納でき便利です。

AUXケーブルの表面素材には、ナイロン製とビニール製があります。ナイロン製は曲げや引張りに強く、ケーブルに癖も付きにくいので耐久性が高く断線リスクが低いのが特徴です。一方でビニール製は耐久性は落ちますが、しなやかで配線の自由度が高いです。

また、AUXケーブルは接続する機器同士の距離が短いほど、ノイズが乗りにくく音質が良くなります。ただし配線の都合もあるので、若干余裕がある長さを選びましょう。カール式や巻き取り式を使用するのも1つの方法です。

AUXケーブルで最も一般的なプラグ形状が、ストレートタイプです。入力部が奥まった場所にある機器や、スマホケースの厚みでプラグを刺しにくい場合でも、ストレートタイプであれば対応できます。また一般的な形状なので、互換性が高いのがメリットですが、引っ張ると抜けやすい点がデメリットとも言えます。

端子はL字型の方が耐久性に優れ、接続した時にコンパクトに収まります。プラグが飛び出さず、運転の妨げにもなりません。スマホなどのデバイス側の端子はL字型のものを使うと、ケーブルが折れにくく断線するのを防いでくれます。

AUXケーブルのプラグは、音質にも関わる大事な部分です。そのため、プラグは金メッキ仕様のものを選びましょう。金メッキが施されていると劣化防止になり、高音質をキープできます。また、ロジウムメッキ仕様のものも劣化しにくいのでおすすめです。

高音質にこだわるならOFC(Oxygen-Free Copper：無酸素銅)ケーブルがおすすめです。AUXケーブルには一般的にTPC(タフピッチ銅)が使われていますが、信号伝送の抵抗となる物質が含まれています。この抵抗の原因となる不純物を取り除いたのが、OFCケーブルです。

TPCケーブルよりも音の解像度が高く、価格もやや高めとなっています。また、さらにワンランク上を求めるならHi-OFC(ハイクラスOFC)ケーブルもあります。OFCケーブルよりも、さらにクリアな音質を楽しめるので、音質を重視したい場合にはぜひチェックしてください。

100均のダイソーでは100cm、キャンドゥでは50cmのAUXケーブルが購入できます。ですが、音質は一般的に販売されているAUXケーブルには劣り、また両方オスの「オスオス」になるため、iPhone対応ではありません。

また、過去にセリアで販売していたとの情報もありますが、現在も取り扱っているかどうか店舗に足を運んで確かめるのもおすすめです(電話での在庫確認はできないようです）種類は限られますが、ドンキやコンビニでも販売しているケースもあります。

車でAUXケーブルを使い、音楽を再生する方法を紹介します。

1. カーナビ・音楽を再生するデバイスの電源を入れる
2. AUXケーブルの出力端子をデバイスに、入力端子をカーナビに接続する
3. カーナビの画面をAUXモード・外部入力モードなどに切り替える
4. デバイス側で音楽を再生する

Bluetoothでの接続と違い、ペアリングの作業をする必要がないので簡単に接続できます。最近ではiPhoneやAndroidのスマートフォンで音楽を聴く人が増えてきましたが、イヤホンジャックがあればスマートフォンでも接続可能です。

iPhoneを使って音楽を聴いている人も多いですよね。実はiPhone7以降のモデルはイヤホンジャックが付いておらず、端子はLightning(ライトニング)のみです。AUXケーブルを使って車で音楽を再生するには、イヤホンジャックがないとカーナビに接続できません。

しかし、イヤホンジャックがないiPhoneでも「Lightning 3.5mmヘッドフォンジャックアダプタ」を使うと、AUXケーブルに接続できます。車で音楽を聴く時だけでなく、有線のイヤホンやヘッドホンを繋ぐ時にも使えます。また、種類は少ないですが、Lightning端子を備えたAUXケーブルも販売されています。下記の商品も参考にしてください。

大手チェーンのダイソーでは、DAC付きのオーディオ変換ケーブルがラインナップされています。片方がUSB Type-Cの端子になっているので、タブレットやノートパソコンなどのイヤホンジャックがなくても変換できる便利な商品です。

在庫は各店舗によって変わるので、近くのお店をチェックしてみましょう。

今回は、おすすめのAUXケーブルについて紹介しました。ケーブルの素材やプラグによって、再生される音質が変わります。ケーブルの長さはスマホなどのデバイスを操作しやすい長さで選ぶのが大切です。ぜひ本記事を参考にAUXケーブルを導入して、車内で音楽を楽しみましょう。